解る人には解るのよ。
あるClientさんに言われた言葉。
”そう!!!その通り!!!” と思わず即レスしてしまった。
うちの服はMajority向けでは無い。
”どなた様でも。誰にでも/For Every one Every day”というチェーンストア展開が出来る製品を一つも取り扱ってい無い。
そもそもそんな服ばかりの日本のapparelに飽き飽きしたから大学卒業してから自分でデザインした服を海外で作って貰って着ていた訳だし。
デパートに行って日本の色んなbrandを見れば見るほど違いがわからなくなって欲しいものが一つも無い状態が続いたから日本で殆ど服を買わなくなった。という所が原点だったりで。
そしてそもそも私自体がmajorityでは無かった。
だからこと森達也さんや森巣博さんの言う
”Minorityが生きやすい社会がMajorityも生き易い社会である”
という事に共感し感銘を受け今の生き方の影響を受けてもいる。
このBisinessを始めるまで、私はbisinessが何なのか明確に分かっていなかった。
”歯医者”は決められた事を的確にやれば良かったし診療さえしたらキチンと漏れなくお金は入ってきた。
”役者”はお金なんかどうでも良かった。”演じる”事は全ての目的で”どう演じるのか””どうしたらより良い演技が出来るのか?”という事しか頭に無かった。
2016年に完全に歯医者をやめてTakako Hottaの Brand一本に絞るまで”会社って何なのか”
”物を売るって何なのか”すら分かってなかった。
だから当初は毎日焦り、自分の至らなさに目を向け早く多くの人に認知され売り上げが上がる事、scale upする事ばかりを考えていた。
”経営とは””売れる品物とは””Brandingとは” そんな本ばかり読んでいた。
でもこの”事業”を通して見えてきた事は
Takako Hottaは服を作りながら”哲学を伝えている”
Brandだという事だった。
自分の脚で立つ、サバサバな男前な女性たちに”貴女はそのままでいい” ”最高にCool"
"自分で自分を決めつけ無いで”と服を通してMessageを送り。背中を押しそしてそんな素敵な人たちをつなぐ事。
それがTakako Hottaのしている事。
”商売”という考え方だと??っとなる人も多いかもだけど。
”物”だけの服は溢れかえり、最低賃金で劣悪な環境の中で作られた服で売れ残った物は燃やされ。そしてその服で人が繋がれる事はない。
うちの服は解る人にしか解らないのかもしれない。
でもいーじゃない、それで。笑
ここまで来て漸くそう思える様になった。
お客様も患者さんも医者も販売側も誰一人神様ではない。
そして優劣はそこには存在しない。
基本イコールなのだ。
ご購入頂くためにへつらう事も。取り入る事も。私はしない。
そして私もうちのbrandも完璧ではない。間違えも有るし至らない所も多々。
でもそれって大きな問題?
ほつれてたら”ごめんね”と謝って直せばいいだけ。
諸事情で納期に間に合わなければ代替案を考えればいいだけ。
それで人が死ぬ訳では無いのだから。
勿論そんな事が生じない様に出来る限りの事はする。
でも”Do my Best”で動いても結果そうならない事も有る。
としたら。それはもう不可抗力。
幾らお金を積まれても。
尊敬でき無いclientsさんには私は売らない。だって接客無理なんだもん。笑
うちはcapital小さいから宣伝費とか殆ど掛けてない。だからお召し下さってるClientsさん達がみんなModelで、その人達が綿毛の様に世界に飛びTakako Hottaの製品と哲学が広がるのだ。それはBto CでもBto Bでも。
この仕事を初めて。
私はより自由になった。
”誰と関わるか”を自分で選択出来る様になったからだ。
歯医者には”応召の義務”があるから”この人嫌いだし診療しません”ってできない。
役者もペーペだったんで”演じられるなら誰とでも、何でも”なんならセクハラ合っても笑っときます。みたいな。
から。ここに来て初めて。私は限り無く自由を感じている。
そして。Again.
その価値が解る人は解るのよ。届くべき人の所に届けばいい。
それがTakako Hottaなのだ。
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